ナラの一枚板 大テーブル

One-piece-top big oak table #0406

oak big table #0406

 

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この一枚板には少々謂れがあります。thf代表富士道昭憲がある日材料捜しに行ったユアサ林業の土場の片隅に、巨大な丸太が転がっていました。聞けば太すぎて製材機にかからないのでどうしたものかという状態だったそうです。材料集めに今やすっかり燃え上がっていた富士道はすぐに購入を決めました。産地は十勝管内、直径1メートル20センチ、長さ3.6メートル、樹齢約400年のナラ材だったのです。 大正の大山製材所に持ち込んだ時、そのままではさすがの大山製材所でも挽く事が出来ず、出っ張りを2カ所削り落としました。このサイズの一枚板としては大きな欠点が無く、色もまあまあの感動的な材料を得る事ができました。

 

今回使っている板は、丸太の芯を含む板の隣の隣の板です。ですからまだほとんど柾目材と言っても良い板です。そのためナラ材特有の「斑(ふ)」が多く見られますし、節の跡や割れ、板目など沢山の表情を見る事ができます。両側に残した白太(木の成長部分)も含め、大地に聳えていた時のこのナラをありありと感じる事ができるでしょう。どうぞ一度この感動を味わいにお出かけください。

場所は「十勝千年の森 カフェ.キサラ」内です。

 

  電話 01566-3-3700