楓舎小屋便り

2021/9/13

腐りきった自民党は終わりだ!

2021年完成の自作スピーカー

 ささやかな知識と技術を総動員して、長く暖めていたかたちのスピーカーを完成させました。古いビクターのJS-750 というスピーカーの箱とネットワークを作り直したものです。ツイーターはコーン紙が破れてなくなっていたので別のものです。このあと吸音材の微調整が必要になりますが、しばらくこの状態で使い込みます。自分好みの音を作る楽しみです。                                    

 さて、菅首相は9月末の任期をもって次期首相選には出馬しないことにしたそうです。すでに三名の候補者が出馬を表明し、自民党内はもちろんメディアもこの総裁選を巡る話一色です。そんななか、自民党の当選三回以下の議員たちが、派閥横断で「党改革」のためのグループを立ち上げたとか。安倍・菅政権の九年近くそのでたらめな国政についてついに一度も声を上げなかった「若手」がやっと何かもの申したかと思えば、「派閥の論理で総裁選びを強制されるのは嫌だ」というていたらくです。国家・国民全体の利益のために働くべき国会議員でありながら、自分の権力と地位のために国家を私物化した両政権に対しては何の諌言もしてこなかったのに、かすかな自らの意思を表明するため声を上げたのです。まあ、上が上なら下もこんなざまです。差し迫った選挙対策として、「国民に申し開きのできる態度」を装うためのポーズとしか考えられません。「私は何でも派閥のいうことを聞いてこの選挙を戦っているのではありませんよ。」という言い訳を用意しているのでしょう。もしそれが本気なんだったら、グループから総裁候補を出してみよ。当然そんな覚悟などありません。 年間一億近い経費のかかる国会議員が見ているのは、所詮自分の身分とそれを保証してくれる「公認候補」になれるかどうかです。国民のために何かを為そうなど露程もありません。

 九年前に第二次安倍政権が始まった頃には、かれらにもまだ「青雲の志」があったのかもしれません。しかし政権の本質がごまかし・はぐらかし・うそ・隠蔽・改竄という独裁者の道を邁進する中で何事かを為す暇も勇気もなく、押し黙ったまま結局政権の悪事に手を貸してきたのです。そのことを検証することもなく、いまさら「党改革」を訴えたところでだれが信用するでしょうか。安倍・菅両政権がこの九年間で何を破壊したのか考えてみれば、彼ら若手議員が言うべきは幼稚園児のように「派閥の論理に従いたくない」ではなく、「これ以上日本の政治を破壊しない総理を選びたい」でしょう。自分の足場を失いたくないというような甘ったれた論理ではなく、国会議員としての自分のやるべきことを自覚した方針を私は聞いてみたいと思うのです。

 安倍・菅政権がこの九年間で破壊してきたものの筆頭は、端的に「信頼」です。聞かれたことに正面から答えない、こんな人間の原初的な礼儀を欠く人間が国民にする願いが聞き届けられるわけがありません。コロナ感染防止のための「緊急事態宣言」を何度出そうが、効果がどんどん薄れていくのは当然です。「独裁者」気取りの者にはそれがわかりません。しかし、彼一人がその責めを負うのかと言えば当然ちがいます。彼を総裁・総理に押し上げた自民党議員も同罪であるのは言うまでもありません。とすると、冷静に考えてみれば安倍・菅の両人だけが権力に溺れたのではなく、自民党全体が同時に腐敗・堕落してきたということです。このままでは日本を食い物にして再度滅ぼしてしまいます。

 腐りきった自民党は今度の選挙で終わりにしなければなりません。一人でも多くの自民党議員を落選させましょう。特に若い人たちの良識を私は期待しています。

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